「出産祝いは郵送しても大丈夫?失礼かな?」
「郵送するときの注意点は?」といったお悩みに答えます。
出産祝いを郵送することは、決して失礼ではありません。それどころか、相手に喜ばれることもあります。
今回は「郵送するときのタイミングやポイント」について詳しくご紹介します。
出産祝いは郵送だと失礼なの?
「出産祝いを郵送するのは、失礼ではないのか」と思う方もいるかもしれません。しかし、そのような心配は無用です。
出産祝いを郵送することは、珍しい話ではありません。手渡しできない場合に限らず、相手を気遣ってあえて郵送する人もいます。
出産直後は赤ちゃんのお世話や来客対応に追われ、なにかと忙しい時期です。
無理に手渡しするくらいなら、郵送を選んだ方が喜ばれることもあります。
出産祝いを郵送するタイミング
一般的に、出産祝いは『お七夜』と『お宮参り』の間に贈るのがマナーです。
郵送するときは、産後2~3週間後に届くように発送しましょう。
遅れてしまうと相手の内祝いの準備が二度手間となってしまいます。
配達までの期間は、業者や距離によって違うので、早めの準備を心掛けましょう。
贈る時期について詳しく知りたい方は「出産祝いを贈るタイミング」をご覧ください。
郵送する出産祝いにかけるのし
出産祝いを郵送するときは、のしの種類や書き方に注意が必要です。ここでは、4つのポイントをご紹介します。
- 紅白・ちょう結びの水引を選ぶ
- 水引の下に贈り主の名前を書く
- 濃い黒色の筆・筆ペンを使う
- のしは贈り物に直接かける
紅白・ちょう結びの水引を選ぶ
出産祝いに使うのしは「紅白」「ちょう結び」の水引のものを選びましょう。
お祝いごとに使われる水引は、「紅白」のものが一般的です。
何度も結び直すことができる「ちょう結び」は、何度繰り返してもいいお祝いごとに使われます。
水引の下に贈り主の名前を書く
「名入れ」と呼ばれる水引の下部分には、贈り主の名前をフルネームで書きます。
「表書き」と呼ばれる水引の上部分には、「御祝」もしくは「御出産御祝」と書きましょう。
濃い黒色の筆・筆ペンを使う
のしに名前などを書くときは、筆や筆ペンを使いましょう。ボールペンはマナー違反とされます。
慶事に使うのしを書くときは、「濃い黒色」を選びましょう。薄い墨色は、お香典など仏前にお供えするものなので禁物です。
のしは贈り物に直接かける
完成したのしは、贈り物に直接かけて、その上から包装紙で包んで郵送します。
これは「内のし」と呼ばれ、贈り物を郵送するときのマナーです。
郵送中に包装紙が破れたり汚れたりすることを防ぐことができます。
メッセージカードを付けるのもおすすめ
「ギフトだけだと、なんだかあっさりしすぎかな」と不安に思う方もなかにはいるでしょう。
そのような方は、ギフトと一緒にメッセージカードを添えるのもおすすめです。
メッセージカードがあればお祝いの気持ちがより相手に伝わります。直接話せないからこそ、メッセージが心に響くはずです。
文章が苦手な方でも、例文を参考にすれば簡単に作れます。メッセージカードについて詳しく知りたい方は「出産祝いのメッセージ」をご覧ください。