米寿は88歳の長寿祝いです。日本では古くから「八」は末広がりで縁起が良いとされているため、「八」が2つ重なる米寿は盛大にお祝いする傾向があります。両親、祖父母、お世話になった先生・上司など、大切な人の米寿祝いに心を込めてメッセージを贈りましょう!
米寿祝いに贈るメッセージの書き方とポイント

米寿祝いのメッセージをどう書くか迷ったら、次の3点を意識してみましょう。
日頃の感謝や尊敬の気持ちを込める
メッセージの贈り物で一番大切なのは“気持ち”を伝えることです。「いつも〇〇してくれてありがとう」「〇〇なあなたを尊敬しています」など、お祝いの言葉とともに普段はなかなか言う機会がない気持ちを言葉にしてみましょう。
健康とさらなる長寿を願う言葉を織り込む
「人生100年時代」と言われるようになった今、米寿を無事に迎えられる方の人数も増えてきました。そこで、米寿祝いのメッセージにはさらなる長寿や健康を祈る言葉を盛り込むのもおすすめです。これからも幸せで健やかな日々を過ごせるようにと願いを込め、前向きな言葉を贈りましょう。
具体的なエピソードを加える
お相手との印象深い思い出や将来一緒にやりたいことなど、具体的なエピソードを加えるとオリジナリティがアップします。これまで一緒に過ごした時間を共有できるような何かがあれば、ぜひメッセージに織り込みましょう。
米寿のお祝いメッセージの注意点

ネガティブな話題は避ける
相手をいたわるつもりでも、病気や体調不良、老いによる衰えなどのネガティブな話題は好ましくありません。体調が優れない方の健康を願いたいときは、直接的な言葉は避け「穏やかで充実した日々になるように」といった表現に留めるのがおすすめです。
縁起の悪い表現を避ける
お祝いのシーンで贈るメッセージには、縁起が悪いとされる「忌み言葉」は使わないように注意しましょう。特に米寿を迎える年代の方は昔ながらのしきたりや慣習に詳しい方も多いため、下記のような表現は避けるように注意してください。
大きく読みやすい字で書く
米寿を迎える頃には目の不調を抱えている方が多いため、小さい文字では読みづらさを感じるかもしれません。ルーペや老眼鏡を使わなくても読みやすいように、なるべく線は太く、大きい字で書くようにしましょう。
また、印刷やアプリなどのデジタルメッセージよりも手書きの方がより喜ばれる傾向があります。「手書きの文字には自信がない」という方は以下の記事も参考にしてください。

【贈る相手別】気持ちが伝わる米寿のお祝いメッセージ例文
ここからは贈る相手別に使えるメッセージの例文をご紹介します。例文はあくまで参考程度にとどめ、あなた自身の素直な言葉をプラスしてお祝いの気持ちを表現してみてください。
父・母へ
いつも元気いっぱいなお母さんがもう88歳なんてびっくりです。
いつまでもお母さんらしく、元気で長生きしてね。
いつも私たち家族を温かく見守り、支えてくれてありがとう。
私が子供の頃から変わらず注いでもらっている愛情に心から感謝しています。
まだまだたくさん恩返しをしたいので、これからも元気でいてくださいね。
山越え谷越え、どんなときも二人三脚で支え合ってきた姿は私たち夫婦の目標です。
これからも二人仲良く、いつまでも元気でいてね。
次の卒寿も揃ってお祝いできるのを楽しみにしています!
義父・義母へ
いつも私たち家族を優しく見守ってくださりありがとうございます。
今の私たちがあるのはお母さんのサポートのおかげです。
まだまだ親孝行をさせていただきたいので、これからも健康に気をつけて、いつまでもお元気でいてください。
こうして無事に元気なお父さんの長寿祝いができること、心から嬉しく思います。
これからも卒寿、白寿とたくさんお祝いしたいので、どうかお体に気をつけて、いつまでもお元気でいてください。
いくつになっても仲睦まじいお二人のお姿は私たち夫婦の憧れです。
これからも末永く、二人揃って元気に長生きしてください。
おじいちゃん(祖父)・おばあちゃん(祖母)へ
いつも元気なおばあちゃんがもう88歳なんて信じられません。
いくつになっても元気いっぱいで若々しいおばあちゃんは私の自慢です!
これからも体に気をつけて、いつまでも元気で長生きしてね。
最近なかなか会いに行けていないけど、じいちゃんのことを忘れた日はありません。
今度の休みは会いに行けるので、楽しみに待っていてください。
これからもたくさん一緒に思い出を作りたいから、ずっと元気なじいちゃんでいてね。
小さい頃からずっと可愛がってくれてありがとう。
いつも元気で優しいおじいちゃんとおばあちゃんに会うたびに嬉しい気持ちになります。
これからも二人仲良く、いつまでも元気でいてください。
ずっとずっと大好きだよ!
家族以外の方へ
上司へ
いつまでも若々しく、エネルギッシュに年齢を重ねられている〇〇さんは私の憧れです。
今後ますますのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
恩師へ
先生のような先生になれるよう、日々精進いたします。
どうぞこれからもお元気で、いつまでもお元気な〇〇先生でいてください。
施設の入居者へ
いつも明るく、周りの人を笑顔にさせてくれる〇〇さんのお人柄を尊敬しています。
お体に気をつけて、いつまでもお元気な〇〇さんでいてくださいね。
これからもたくさん楽しい思い出を作っていきましょう!
心の込もったメッセージで米寿をお祝いしよう!
米寿のお祝いメッセージは、電話やメール、プレゼントにメッセージカードを添えるなどさまざまな伝え方があります。家族や共通の知人と一緒にお祝いするなら、色紙などに寄せ書きをするのもおすすめです。
