外に出かけてのお祝いや大勢で集まってのクリスマスパーティーが難しいときは、手作りのホットドリンクでおうちクリスマスを楽しんでみませんか?
「エッグノッグ」は欧米でクリスマスや新年のお祝いで出される飲み物として親しまれているドリンク。クリスマスシーズンには食料品店にも並ぶようになるそうです。材料少なめで手軽にできるらしいと聞き、今回手作りに挑戦してみました!
エッグノッグのレシピ・作り方
今回ご紹介するレシピで作ったエッグノッグは、ほんのり感じる程度の控えめな甘さになります。材料の分量はお好みや器の大きさに合わせて微調整してください。
※今回使用したマグカップの容量は約300mlです。
材料(1人分)
- 卵:1個
- 砂糖:大さじ1
- 牛乳:200cc
- シナモン(またはナツメグ)パウダー:少々
- ラム酒(お好みで):大さじ1程度
作り方
1.卵と砂糖をボウルに入れ、泡立て器やハンドミキサーで混ぜる
全体的に白っぽくふんわりとするまで泡立てます。泡立て器やボウルに水分が付いていると泡立ちにくくなってしまうので、濡れているようであれば使用する前に水気をしっかり拭き取っておきましょう。
2.牛乳を鍋に入れ、弱火で沸騰しないように温める
沸騰させてしまうと成分が分離しておいしくなくなってしまうので、火加減に気をつけながら加熱していきます。鍋のフチに細かい泡がふつふつと沸いてくるのが沸騰直前の目安です。
3.火を止めてから、1の卵液とラム酒を加え軽く混ぜる
温めた牛乳と卵のいい香りが広がります♪
今回ラム酒は大さじ1杯入れてみましたが、ほんのり風味が付けばいいという人の場合は小さじ1程度でも十分かなと思いました。アルコールは飛ばしていないので、お子様用には入れないように注意してくださいね。
4.器に注ぎ、シナモンパウダーをトッピングして完成
ふんわりとろとろのエッグノッグができました!
優しい甘さのドリンクに、ラム酒とシナモンの香りが程よいアクセントになっています。寒い日に飲むと体が温まって良さそうです。おやつ代わりに飲んでもおいしいですよ。
エッグノッグとミルクセーキの違い
今回のレシピを見て「ミルクセーキとよく似てるな」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
エッグノッグとミルクセーキの呼び分けは、アルコールが入っている方が「エッグノッグ」、ノンアルコールの方が「ミルクセーキ」となるそうです。
起源はエッグノッグの方が古く、中世ヨーロッパで生まれた「ポセット」という飲み物が始まり。ワインなどのアルコールを牛乳と混ぜて作ったもので、日本で言う玉子酒のように滋養食として飲まれていたとか。
お子さまと一緒に楽しめるのがミルクセーキ、お休み前のくつろぎタイムに飲む大人の飲み物がエッグノッグ、といったイメージですね。
さいごに
エッグノッグは少ない材料で手軽に作れるドリンクです。冬のおうち時間を楽しむ工夫のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。