ついこの間生まれたばかりだと思っていたのに、気づけばあっという間に小学生。かわいいお孫さんや甥っ子・姪っ子さんへの入学祝いを選ぶとき「喜んでもらえるかな?」「ちゃんと使ってもらえるかな?」と悩む方も多いと思います。小学校に入学するお子様へ贈る入学祝いの選び方と、入学祝いにぴったりなギフトをまとめました。
小学校の入学祝いに喜ばれるプレゼントのジャンルと選び方

入学祝いのプレゼントは、学校で使うものはもちろんおうちや習い事で使えるアイテムも喜ばれます。まずは小学校の入学祝いで人気のジャンルを見ていきましょう。
鉛筆、筆箱などの文房具
王道はやはり鉛筆や筆箱などの文房具。特に鉛筆は消耗品でいくつあっても重宝するので、贈る側も気兼ねなく贈れるアイテムです。
鉛筆は名前を一本一本書くのが大変ですが、レーザ彫刻で名前を入れてくれる「名入れ鉛筆」というものもあります。親御さんの負担を少しでも減らしたいという方はぜひ活用してみてください。
服・スニーカー
毎日学校に着ていく服やスニーカーも、値段の割にすぐ買い換えなければいけなくなる消耗品。入学式のプレゼントとしても人気があります。
特に男の子の場合は、サイズアウトする前に汚れや劣化でダメになってしまうことも少なくありません。成長とともに頻繁に買い換えなければいけないアイテムなので、プレゼントでもらえるとうれしい親御さんは多いようです。
本人の好みや現在のサイズの確認は必須ですが、靴下などの小物であれば1,000円程度でもプレゼントにふさわしい高品質なものが手に入ります。
ランドセル・学習机などの高価なもの
入学準備品の中でもかなり高価なのがランドセルや学習机。ランドセルは安いものでも2万円程度、オーダーメイドの高級品ともなると10万円以上するものもあります。こういった高価なアイテムは、おじいちゃん・おばあちゃんに買ってもらうご家庭が多いようです。
ただし、ランドセルは購入時期に注意が必要です。おじいちゃん・おばあちゃんに買ってもらう場合はゴールデンウィーク中に一緒に選びに行くことが多く、人気モデルは入学前年の6月には売り切れてしまうことも。プレゼントをランドセルにしようと決めている方は、購入時期も含めて早めに相談しておきましょう。
好きなキャラクターのグッズ
アニメやゲームのキャラクターが描かれたグッズは、入学祝いの中でもメジャーな贈り物です。しかし、プリキュアや仮面ライダーなど、毎年新シリーズが始まる作品には要注意。
プリキュアは毎年2月ごろ、仮面ライダーは9月ごろから新シリーズが始まります。入学式を迎える頃には以前好きだった既存のキャラクターが「時代遅れ」になってしまっているかもしれません。
飽きずに長く使ってほしいアイテムを贈るなら、すみっコぐらしやディズニー、ポケモンなどといった“息の長い”キャラクターがおすすめです。
興味があるものの図鑑や学習マンガ
勉強を「楽しい」と思えるかどうかは、今後の学校生活に大きく影響します。生きものに興味がある子には昆虫や動物の図鑑、ストーリーがあるものが好きな子には歴史マンガなども喜ばれるでしょう。
イラストや写真がメインの図鑑やマンガは字が読めなくても内容を理解しやすく、知的好奇心を刺激してくれます。シリーズものはすべて集めるのにそれなりのお金がかかりますので、誕生日やクリスマスに1冊ずつプレゼントしていくのもおすすめです。
知育玩具
楽しみながら学習できるアイテムとして、立体パズルやレゴブロックなどの知育玩具もおすすめ。子どもの頃から立体図形に親しむことで「空間認知能力」が養われ、絵や図を上手に描けたり、立体に関する問題の理解が早まったりといった効果が期待できます。
習い事関連のアイテム
最近では小学校入学を機に習い事を始めるというご家庭が多く、小学生全体では実に80%の子が習い事をしているとも言われています。
ピアノ教室に通う子には楽譜などを入れる手提げバッグ、水泳を始める子にはプールバッグやタオルなど、レッスンで必要になるものを選ぶと喜ばれるでしょう。
小学校の入学祝いを現金で渡すのはアリ?

「何を選んだらいいかわからないし、一番使いやすいだろうから」と、入学祝いを現金で渡す方もいます。親御さんが助かるのは間違いありませんが、“入学する子ども本人へのプレゼント”という意味合いは薄れてしまうのが難点です。
そこで、プレゼントを決めきれないという場合は現金をそのまま渡すのではなく、図書カードや商品券にしてみましょう。現金に比べるとやや自由度が下がりますが、欲しいものを子どもが自分で選ぶこともできます。
図書カードは入学準備に必須の文房具にも使えるため、使いどころがなくて困ることもないでしょう。あくまで現金を贈る場合は、数百円~1,000円程度のプチギフトを添えてあげるのもおすすめです。
小学校の入学祝いにかける予算・相場

入学祝いにかける金額の相場は、贈る側と子どもとの関係性によって変わってきます。
- 親の友人や知人から贈る場合:1,000~3,000円
- 親から子へ贈る場合:3,000~10,000円
- おじ・おばから甥っ子・姪っ子へ贈る場合:3,000~5,000円
- 祖父母から孫へ贈る場合: 10,000~50,000円
入学祝いは基本的に身内間で贈り合うものですが、特別親しい友人の子どもや、子ども同士で仲がいい場合には親族以外でも贈るケースがあるようです。おじいちゃん・おばあちゃんにはランドセルなどの値が張るものをおねだりするケースが多いので、自然と相場の金額も上がってきます。
あまりにも高価なものはお相手に気を使わせてしまうのでNGですが、逆に相場を大きく下回るものも失礼に当たるため注意しましょう。現金+プレゼントの組み合わせで贈る場合、合計の値段が相場内に収まるようにするのが無難です。
入学祝いを選ぶときの注意点

入学祝いのプレゼントは「子どもが喜びそうなもの」なら何でもいいわけではありません。次の5つの注意点を意識した上で「何をいつごろ贈るか」親御さんと事前に相談しておきましょう。
- 入学祝いを贈る時期
- 学校で使えるものか
- もうすでに購入済みでないか
- サイズが合っているか
- 本人や親の好みに合っているか
入学祝いを贈る時期
入学祝いは「入学式の2~3週間前」に贈るのがマナーです。遅くても1週間前には届くようにしましょう。
小学校の入学準備で大変なことのひとつが「持ち物全部に名前を書く」というルール。学校で使うアイテムの場合、届くのが入学式直前になってしまうと親御さんの負担が増えてしまうかもしれません。
入学式の日取りがいつか事前に確認しておき、遅くならないよう早めにプレゼントを決めましょう。
学校で使えるものか
キャラクターグッズは入学祝いでも人気ですが、学校によっては持ち込みが禁止されているところがあるので注意が必要です。特にひとり目のお子さまで学校のルールが全くわからない場合は、1月~2月ごろに行われる学校説明会が終わるまでプレゼント選びは待った方がいいでしょう。
同じ地域でも校区によってルールが全く違うことがあるので「近所のあの子の学校では大丈夫だったから」と決めつけず、通う学校のルールをきちんと確認しましょう。
もうすでに購入済みでないか
鉛筆などの消耗品はいくつあっても困りませんが、ランドセルや学習机は基本的にひとつしか使いません。何の相談もなく購入してしまうと迷惑になることもあるので、もうすでに購入してしまっていないか必ず確認するようにしましょう。
サイズが合っているか
服や靴は、どんなに良いものでもサイズが合わないと使えません。小学校入学前後の子どもはあっという間に大きくなってしまうため、今のサイズと同じかやや大きめを選ぶといいでしょう。
本人や親の好みに合っているか
子どもが身につけるもののセンスは、本人はもちろん親御さんの好みにも大きく左右されます。衣類やリュックなどは特にデザインが大切なので、きちんと使ってもらえそうなものを選びましょう。
入学式が楽しみになる!入学祝いギフト7選
小学校の入学祝いにぴったりなギフトを厳選してご紹介します。

ランドセルの隙間にぴったりサイズのペンケース。細め~太めまで対応した鉛筆ホルダーは7本分で、大きめの消しゴムもしっかり入ります。ランドセルの色や好みに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションも魅力です。お好みのデザインでお名前を入れて、自分だけのオリジナルペンケースに!
小学校入学で多くの親子が苦労する「宿題」の習慣付けをサポートしてくれるアイテム。鉛筆にセットして勉強すると「やる気パワー」がたまって色が変わります。勉強後にスマホと連携し、ためたパワーでマップを進んでアイテムをゲット。がんばりが視覚的にわかりゲーム要素もあるので、お子様が自ら勉強したくなる仕組みになっています。
吸水性抜群の今治産ハンカチタオルの3枚セット。お気に入りデザインのハンカチなら、学校やお出かけに持っていくのも楽しみになるでしょう。お名前も入れられるので紛失防止にも◎
透け感のあるキラキラハンドルがかわいいキッズ傘。折れにくく錆びにくい軽量グラスファイバー骨、開きやすいワンタッチ式、お名前やねんくみが書けるタグなど、あると便利な機能が満載。しっかり前が見える透明窓付きなのも嬉しいポイントです。
さまざまな立体作品が思いのままに作れる立体パズル。興味のあるものやごっこ遊びグッズなどを自由に作るうちに、立体感覚や色彩感覚が自然と身につきます。一般的なブロックとは違い全てのパーツが同じ形なので「アレが足りない」ということがなく、付属品を使った遊び方も盛りだくさん。成長に合わせて長く遊べる知育おもちゃです。
旧石器時代から現代(平成・令和)まで網羅した、日本の歴史を楽しく学べるマンガセット。教科書の出版にも関わってきた歴史学者や研究者が専門分野ごとに監修を担当しています。他社シリーズには載っていないコロナ禍や東京五輪など最新の時事ネタもカバー。歴史上重要な出来事がまとまった『つながる!重要年表ハンドブック』など、付録も充実しています。
習い事で使うユニフォームやうち履きを入れるのにぴったりなレッスンバッグセット。習い事や通学にはもちろん、ちょっとしたお出かけやお弁当入れにも使えます。安心の日本製なのでプレゼントにぴったり。他にはないユニークでかわいらしい柄も人気のポイントです。
入学祝いにギフトを贈ろう!
入学式を控え、期待と一緒に不安を抱えているお子さまも多いでしょう。ちょっとナイーブになってしまっているお子さまも、入学祝いで素敵なプレゼントをもらえたら学校に行くのがきっと楽しみになります。素敵なプレゼントで、新たな一歩を応援しましょう!