結婚25周年の記念日は、銀婚式(ぎんこんしき)とも呼ばれます。夫婦にとっては、子育てが一段落する頃合いであることもあり、結婚生活のひとつの大きな節目です。
楽しいことも辛いことも一緒に乗り越えてきたご両親に、普段なかなか素直に言えない感謝の気持ちを伝えるタイミングとしてお祝いをする人も多いとか。
「これまで両親の結婚記念日なんて特に何もしてこなかったけど、今年は何かプレゼントしようかな」という方に、喜ばれるプレゼントの選び方と銀婚式にぴったりのペアギフトをご紹介します。
銀婚式のプレゼントの選び方
呼び名にちなんだ「銀」のアイテムから選ぶ
銀婚式という名前は、夫婦の関係を味わい深い美しさがあるいぶし銀に例えたことから付けられました。そこで、銀婚式にはその名にちなんだ銀製品、または銀に似たシルバーカラーのプレゼントが人気です。
純銀製の商品はどうしても高価になってしまいますが、シルバーカラーであればステンレスなど素材の色を生かしたものがたくさんあります。
もちろん色や素材にこだわりすぎる必要はありませんが、シルバーのプレゼントであれば「節目の銀婚式を意識してくれているんだな」とご両親にも伝わりやすくなるでしょう。
実用性で選ぶ
結婚記念日のプレゼントですから、夫婦揃って使えるペアギフトもおすすめです。特に食器のペアギフトはふたり揃って毎日使えるので、実用性があり形にも残る記念品として喜んでもらえます。
ご実家の洗い物は食洗機がメインという場合は、食洗機が使えるものから選びましょう。
両親の好みから選ぶ
どんなプレゼントを選ぶにしても、相手に喜んでもらえなければ意味がありません。親元から離れてしばらく経っているという方は、プレゼントの前にご両親の好みや生活スタイルが変わっていないか、可能な範囲でリサーチしておきましょう。
特にグルメ系のお祝いを考えている方は注意が必要です。「実はここ数年健康診断の結果が良くなくて、〇〇は控えてるんだ」「昔は大好きだったけど、最近油モノは胃が辛くて……」というケースも十分あり得ます。
銀婚式のお祝いにかける予算
ご両親へ贈る銀婚式のプレゼント相場は10,000~50,000円程度とかなり幅があります。銀婚式は節目のお祝いなので、他の結婚記念日に比べると奮発してちょっといいものを、と考える方が多いようです。
とはいえ、懐具合に見合わない高額なプレゼントは逆に気を遣わせてしまいます。相場はあくまで相場なので、金額にこだわらず喜んでもらえそうなものを選ぶのが大切です。
お揃いで使える銀婚式のペア食器ギフト
ここからは銀婚式にぴったりのペア食器をご紹介します。記念品として形に残るものを贈りたい人はぜひ参考にしてください。
研磨マイスター ステンレスビアタンブラーペアセット
ビール好きのご両親におすすめ!いぶし銀のように美しく輝くステンレス製ペアタンブラーです。金属加工の町として世界的に有名な新潟県燕市で、一流の技術を持った職人たちがひとつひとつ仕上げました。
内側に施されたヘアライン加工が、泡立ちをよりクリーミーに。保冷・保温に優れた二重構造だから、キンキンに冷えたビールもゆっくり楽しめます。容量はたっぷり入る320ml。いつもの家飲みが至福のひとときに♪
美濃焼 金銀流し雲ペアカップ
食器のテイストは和風が好き、というご両親にはこちら。落かん印風の渋い名入れが印象的な、流れる雲をイメージしたデザインのペアカップです。
美濃焼は岐阜県で生産される陶磁器。約1300年の歴史がある伝統工芸品です。専用の木箱に入っていて高級感もしっかりあるから、きちんとしたい贈り物にも安心。
ちょっぴりビールや焼酎を楽しむのにちょうどいい250ml。「いつまでも元気で晩酌を楽しんで」という想いを込めて♪
日月(じつげつ)ぐい呑みペアセット
ビールより日本酒派のご両親に。太陽と月を表す日本の伝統紋様「日月(じつげつ)」を施したペアグラスです。太陽と月が繰り返し描かれる紋様には「特別な日だけではなく毎日の暮らしの中でこそ上質なものを使っていただきたい」という想いが込められています。
光の具合によってキラキラと輝く「みぞれ仕上げ」で、より一層涼しげな風合いに。お酒を飲み干せば、底面に施された金色の名入れが目に入ります。何もない日を、特別に。
有田焼 金銀茶碗ペア
金と銀の輝きが美しい、有田焼のペア茶碗です。有田焼は佐賀県有田町で約400年前に生まれ、日本で最初に作られた磁器と言われています。選べるカラーは金・銀の2色で、ふたつとも同じ色でお揃いにもできます。
お茶碗への名入れだけでなく専用の桐箱にもメッセージや日付を彫刻できるから、お祝いにぴったりなワンランク上の贈り物に。高級感あふれるお茶碗で、いつものご飯もプレミアムに楽しめます♪
結婚記念日一覧【◯◯婚式】呼び方と込められた意味