8月4日は「箸の日」お箸の歴史と豆知識を紹介

8月4日は「箸の日」歴史と豆知識を紹介

8月4日は「8(は)4(し)」の語呂合わせで「箸の日」です。毎日何気なく使っているお箸ですが、その歴史は大変古く、かつては「神器」として使われていたといいます。あまり知られていない箸についての豆知識についてまとめました。

箸の歴史

箸の歴史

日本で箸が使われ始めたのは、弥生時代~飛鳥時代(3~7世紀頃)と推定されています。当初の箸は食事のための道具ではなく、神様へのお供え物を手で触れて汚さないようにするための「神器」だった可能性が高いそうです。

7世紀には、中国に渡った遣唐使たちが箸を使った食事でもてなしを受けました。そこで、随から日本にやってきた使節に対して、相手国のやり方にならって箸を使って食事をしたといいます。これを機に、日本でも箸で食事をする文化が徐々に広まっていったようです。

日本と外国のお箸文化

日本と外国のお箸文化

箸を使って食事をする国は中国と日本だけではありません。韓国・ベトナム・タイ・シンガポールなど、お米を主食としているアジア圏の国々でも箸を使います。

しかし、スプーンやレンゲなど他の食器を併用せず、箸だけで何でも食べてしまうのは日本だけだそうです。また「自分専用の箸」を決めて使うのも日本だけの風習といわれています。

箸の縁起物としての意味

箸の縁起物としての意味

箸はかつて人と神様の関係をつなぐ役割を果たしていたことと、「はし」の語呂合わせから「幸せの箸(橋)渡し」として、人と人との縁をつなぐ縁起物とされています。

また、2本揃っていないと意味がないことから、お互いに支え合って歩む夫婦の理想の姿にも例えられます。男性用と女性用がセットになった「夫婦箸(めおとばし)」は、結婚祝いや結婚記念日の贈り物にも人気です。

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さらに、箸は食事に欠かせないものであることから「一生食べるものに困らないように」「たくさん食べられるように」から転じて、金運や健康運なども表しています。

箸の買い替え時

箸の買い替え時

箸を買い替えるタイミングは「折れたり欠けたりしたとき」「見た目で分かるほどボロボロになったとき」という人が多いかもしれません。しかし、あまり知られていませんが、箸は「1年に1度」は買い替えるのが理想的です。

毎日硬い歯に当たったり水洗いしたりするたびに、箸先の塗料は少しずつ剥がれていきます。そこから雑菌が入り込み、内部でどんどん繁殖してしまうのです。

直接口に触れる箸は、他の食器よりも一層衛生面に気をつけたいアイテム。見た目はまだまだ使えそうに見えても、定期的に買い替えるようにするのがおすすめです。

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新しい箸をおろすのにおすすめな日

新しい箸をおろすのにおすすめな日

運気アップを狙うなら、新しい箸をおろすのは「一粒万倍日」や「大安」を選ぶと良いでしょう。一粒万倍日は「新しい物事を始めたり、モノを買い替えたりするのに適した日」、大安は「大いに安し=何をするにも良い日」です。

とはいえ、「縁起の良い日」にこだわりすぎると、ついうっかりタイミングを逃してしまい、変えられないままどんどん時間が過ぎてしまう……ということもありますよね。

そこで、縁起の良し悪しとは関係なく、毎年同じ日に新しくするのもおすすめです。例えば元日や自分の誕生日、結婚記念日など、絶対に忘れなさそうな日を「お箸を変える日」に選んでみてはいかがでしょうか。もちろん、8月4日の「箸の日」もおすすめです。

箸の捨て方

箸の捨て方

縁起物でもあることを知ってからだと、そのままゴミ箱に捨てるのは気が引けるという人もいるかもしれません。ベストな処分方法は、神社やお寺で「お焚き上げ」または「箸供養」をしてもらうことです。

とはいえ、買い替えるたびに神社やお寺に行くのはちょっと面倒だと思う人もいるでしょう。自宅で処分する場合は、白い紙の上にお箸を置き、塩で清めてから包んで捨てる方法がおすすめです。

プレゼントにも!特別感たっぷりの名入れ箸5選

縁起物でもあるお箸は、大切な節目や記念日の贈り物にもぴったり。「名入れ」をすれば、お祝いにふさわしい特別感がプラスされます。母の日・父の日・敬老の日や長寿祝いなど、いつまでも元気でいてほしい大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。

名入れ ふくろうモチーフ縁起箸

ぷっくりしたお顔が可愛らしいふくろうモチーフのお箸です。ふくろうは「福老(豊かに年を取る)」「不苦労(苦労を払いのける)」などの語呂合わせから、縁起の良い鳥として知られています。

箸先には滑り止め加工が施されているので、使い勝手もバッチリ。桐箱に入れるメッセージはシーンに合わせて25種類から選べます。>>ペアセットはこちら

名入れ 若狭塗 銀舞桜箸

きらめく桜柄と上品なラメが目を引く華やかな塗箸。桜部分はホログラムになっており、角度によって七色に輝きます。滑り止め加工済みなので普段使いにぴったりです。>>ペアセットはこちら

名入れ モダン艶箸

ランダムな手彫りの曲線と艶感が特徴のモダンなお箸。光沢のある地にスッと引かれたシルバーのラインが印象的なデザインです。箸先はモノを掴みやすい四角形の仕上げになっています。>>ペアセットはこちら

名入れ 天然木 高千穂の福箸

日本神話ゆかりの地として知られる『高千穂』の桜をイメージした、貫禄と花を兼ね備えたお箸です。大切な節目のお祝いや、目上の方への贈り物にもふさわしい上品なデザインになっています。>>ペアセットはこちら

名入れ 瑞雲箔散らし箸&箸置き4点セット

贅沢に散りばめられた金箔が美しい、夫婦箸と箸置きのセット。手に持つたびに、金箔の繊細な凹凸が感じられます。結婚祝いや、おじいちゃん・おばあちゃんの金婚式のお祝いにも◎