旅行中に忘れ物をしたら?忘れた場所別対処法

旅行中に忘れ物をしたら?忘れた場所別対処法

旅行はワクワク楽しいものですが、慣れない場所だからこそのハプニングもつきもの。中でも多いのが「忘れ物」です。スマートフォンや財布など今後の日常生活に欠かせないものはもちろん、お気にいりのアイテムや大切な思い出が詰まったものは何としても取り戻したいですよね。

今回は旅先で忘れ物をしてしまったときの、忘れた場所別の対処法をご紹介します。旅行中だけではなく普段の生活での忘れ物にも役立つので、ぜひ参考にしてください。

忘れ物に気づいたら

忘れ物に気づいたら

忘れ物をしたとき大切なのは、少しでも早く忘れた場所に問い合わせることです。まずは落ち着いて、いつ・どこで忘れたのか思い出してみましょう。

忘れた場所も時間もはっきり分かる場合は、やるべきことはそれほど多くありません。次の忘れた場所別対処法を参考に、忘れ物の特徴や忘れた日時を伝えて探してもらいましょう。

もっとも大変なのは、忘れた場所も時間もはっきりしないパターンです。忘れ物に気づく前に訪れた場所や利用した交通機関を時系列順に整理し、それぞれに問い合わせる必要があります。

時間が経てば経つほど戻ってくる可能性が低くなってしまうため、少しでも可能性があるところはひと通り連絡しておくのがおすすめです。

気づいたらすぐ連絡を!忘れた場所別対処法

旅行中に利用する頻度が多いものを中心に、忘れ物をしたときの問い合わせ方法をご紹介します。

ホテル

旅行中に忘れ物をしたときの場所別対処法:ホテル

ホテルは利用した日時や部屋番号が明確なうえ、チェックアウトした後清掃が入るため、比較的忘れ物が見つかりやすい場所です。とはいえ、ホテル側から連絡が来るのを待っているだけでいいわけではありません。

予約した人と利用した人が違うケースもあるため、個人情報保護の観点から忘れ物があってもホテル側からは連絡しないことが多いのです。「見つかったら連絡が来るだろう」と思わず、きちんとこちらから忘れ物をしたことを伝えましょう。

もしも忘れ物が見つかったら、遠方でも郵送で返してもらえることがほとんどです。着払いか元払いかは施設によるので念のため確認しておきましょう。

タクシー

旅行中に忘れ物をしたときの場所別対処法:タクシー

レシートや配車アプリの履歴などから、利用したタクシー会社と連絡先を確認します。利用したタクシーを特定しやすくなるので、乗降した場所や時間帯もはっきり分かるとベストです。

レシートを受け取らなかったりなくしてしまったりで分からない場合は、利用した地域の「タクシーセンター」または「タクシー協会」に連絡しましょう。これは各都道府県に設けられていて、管轄内の各タクシー会社に確認してもらえます。利用したエリアやタクシーの色から会社が特定できることもあるので、覚えている情報は可能な限り伝えておきましょう。

新幹線

旅行中に忘れ物をしたときの場所別対処法:新幹線

新幹線での忘れ物は、利用した鉄道会社の忘れ物管理センターに連絡しましょう。基本的に忘れ物は終着駅で回収されますが、途中下車してあとから来た人が忘れ物を発見した場合は途中駅に届けられることもあるようです。

回収された忘れ物は各鉄道会社の管理センターに登録されます。情報が反映されるまで時間がかかることもあるので、一度目で見つからなかった場合は時間を置いて再度問い合わせてみましょう。

飛行機

旅行中に忘れ物をしたときの場所別対処法:飛行機

ラウンジやターミナル内での忘れ物は空港ビルに、機内での忘れ物は利用した航空会社に連絡しましょう。チケットの座席番号や離発着の時間を伝えるとスムーズです。

ちなみに、JAL(全日空)はインターネット上で忘れ物を検索したり、紛失届を提出したりできるサービスがあります。電話での問い合わせが難しいタイミングで気づいたときは利用してみましょう。

ショッピングモールやレストランなどの店舗

旅行中に忘れ物をしたときの場所別対処法:ショッピングモールやレストランなどの店舗

忘れ物の管理方法や保管期間はそれぞれのお店の方針によりますが、財布などの貴重品に関しては短い期間で警察に届けられることも多いようです。お店に問い合わせて見つからなかったら、現地の警察にも連絡してみましょう。

どうしても見つからなかった場合

どうしても見つからなかった場合

忘れた可能性があるところ全てに問い合わせても、残念ながら見つからない場合もあります。それでも諦めるにはまだ早いかもしれません。最後に次の3つを試してみてください

もう一度荷物の中を探してみる

リュックや服のポケット、キャリーケースの中などをもう一度落ち着いてよく探してみましょう。「こんなところには入れてないだろう」「ここはもう探したし」と思った場所から探し物が出てくるのはよくあることです。

同行人がいる場合は、誰かの荷物の中に紛れている可能性も考えられます。協力してもらって一緒に探せば、意外なところから見つかるかもしれません。

家の中を探してみる

「荷物の中に入れたつもりだったけど、実は家にあった」というケースも皆無ではありません。旅先で立ち寄った場所にも、荷物の中にもなかったら、家の中を探してみましょう。リビングの机や玄関の棚など「出るときに忘れないように」と思って置いた場所に心当たりはありませんか?

警察に届け出る

どこを探しても見つからなかったら、最後の手段で紛失届(遺失届)を警察に提出しましょう。届出は全国どこの交番・警察署でもかまいません。直接窓口に行くのが難しい場合は、オンラインでの申請・忘れ物の検索もできます。(一部都府県を除く)

紛失防止に!旅行にあると便利な名入れグッズ5選

忘れた物に説明しやすい特徴(色、形、柄など)があると、問い合わせがスムーズにできます。そこでおすすめしたいのが「名入れグッズ」です。

誰ともかぶらないオリジナルの目印が入れられるので、忘れたときに問い合わせしやすいだけではなく、たくさん人がいる場所での取り違え防止などにも役立ちます。旅行用にはもちろん、旅行好きな方へのプレゼントにもおすすめです。

大人かわいいニュアンスカラーのがま口財布。おしゃれな名入れが目を引くワンポイントになっています。がま口財布は「ガマガエル」の口から名付けられたとされており、語呂合わせから「お金がかえる」と言われています。縁起物効果も相まって、きっと無事にあなたの手元へ「かえる」ことでしょう。

コンパクトかつ大容量なモバイルバッテリー。薄型・軽量なので持ち運びにぴったりです。便利な残量表示機能付きなので、旅行にはもちろん通勤・通学などの日常使いにも◎

旅行にあると便利な晴雨兼用の折りたたみ傘。これ一本で旅先での急な雨にも強い日差しにも対応できます。ネイルガード付きで爪が傷みにくいのが女性に嬉しいワンポイント。傘の持ち手の名入れ彫刻は日本語でもローマ字でもOKです。

携帯用にぴったりなコンパクトサイズのアクセサリーケース。見た目は小さいけれど収納力は十分です。お気に入りのアクセサリーを入れて、いつでもどこでもおしゃれが楽しめます。推し活の遠征や出張のお供にも◎

ヴィンテージ風の加工が心くすぐる本革キーケース。免許証、ICカード、折りたたんだお札や切符などが入る便利なフリーポケットがあり、貴重品がこれひとつにまとめられます。カバンやベルトループに取り付けやすいフック付きなのも安心ポイントです。

なくしたくない大切なものにはオリジナルの目印をつけよう!

旅行中の忘れ物は焦ってパニックになりがちです。そんなときこそまず落ち着いて、最後に使った・見かけた場所をよく思い出してみましょう。

なくしたくない大切なものには、誰ともかぶらない目印があると安心です。次回の旅行にはぜひ名入れグッズを活用してみてくださいね。