母の日のプレゼントと言えば、カーネーションなどのフラワーギフトが定番。お部屋に飾れば、お部屋も心もパッと明るくしてくれます。
「今年の母の日はどんな花にしようかな?」とお悩みの方におすすめなのが、手間いらずで長く楽しめる『枯れない花』のギフトです。種類別の特徴と、嬉しい5つのメリットをご紹介します。
『枯れない花』の種類
『枯れない花』とは、長期間劣化せずキレイな状態を楽しめるお花のことです。一般的に枯れない花と呼ばれるものは次の5つに分けられます。
- アーティフィシャルフラワー
- ドライフラワー
- プリザーブドフラワー
- ハーバリウム
- ソープフラワー
アーティフィシャルフラワー
「アーティフィシャル(artificial)」は英語で「人工的な」という意味で、いわゆる造花のことです。数ある造花の中でも、生花と見間違うほど繊細でクオリティの高いものを指して「アーティフィシャルフラワー」と呼びます。
「アートフラワー」「シルクフラワー」「フェイクフラワー」などと呼ばれることもありますが、指しているものはどれも同じです。混在していた複数の呼び方を統一するため、2002年に「アーティフィシャルフラワー」という新たな名称が生まれました。
ドライフラワー
ドライフラワーとは、生花を乾燥させて装飾などに使えるようにしたものです。乾燥とともに鮮やかな色彩は失われていきますが、色の移り変わりも楽しみのひとつ。お気に入りの花材を選んで自作している人も多いようです。湿気、ホコリ、直射日光などに気をつけて飾れば2~3年程度は楽しむことができます。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な加工液で脱水・脱色したあと染料で色付けしたものです。「プリザーブド(preserved) 」は英語で「保存された」という意味で、時間が経っても色鮮やかな状態を保ちます。
一から人工的に作られたアーティフィシャルフラワーや製造過程で色褪せが避けられないドライフラワーとは違い、生花のようなみずみずしい美しさを長く楽しめるのが特徴です。
ハーバリウム
ハーバリウム(herbarium)は本来「植物標本」を指す言葉でしたが、近年では「飾って楽しむフラワーインテリア」を意味するのが一般的です。その他の「枯れない花」との大きな違いは、密閉容器に入っているため洗面所や台所などの水回りにも飾れること。お気に入りの花材を見つけて自作することも可能です。
ソープフラワー
ソープフラワーとは石鹸で作られたアーティフィシャルフラワーの一種で、シャボンフラワーとも呼ばれます。一見すると造花とはわからない繊細さに加え、プリザーブドフラワーやハーバリウムに加工すると失われてしまう「香り」が楽しめるのが人気のポイントです。
『枯れない花』の5つのメリット
『枯れない花』には、生きた花にはない嬉しいメリットが5つあります。「うちのお母さん、実はあまりお花は好きじゃないんだよね」という方も、もしかしたら『枯れない花』のプレゼントなら喜んでもらえるかもしれませんよ。
- 長期間楽しめる
- 手入れが不要
- 虫が付かない
- 花粉が飛ばない
- カラーやサイズが豊富
長期間楽しめる

生きたお花を切り花にしたあとの日持ちは一般的に5~7日程度。花持ちが良いとされる種類でも、長くて2~3週間しか持ちません。『枯れない花』であれば、美しい状態を長期間楽しむことができます。
とはいえ、枯れない花は紫外線や湿気にさらされると劣化が早く進んでしまうため要注意。直射日光や高温多湿の環境を避けて飾ることで、変色を防ぎキレイな状態をキープできます。
手入れが不要

生花を長く楽しむためには、毎日花瓶の水換えをしたり、元気がなくなってきたら切り戻しをしたり……と、何かと手間がかかります。『枯れない花』なら、こういった面倒な手入れは必要ありません。仕事などで長期間家を空けがちな人や、ちょっとズボラで毎日のお世話が難しい人にも喜んでもらえるでしょう。
虫が付かない

「お花は見るのは好きだけど、虫が付くから飾りたくない!」という女性は少なくありません。『枯れない花』に虫が付くことはないため、虫がニガテなお母さんも心置きなく楽しめます。
花粉が飛ばない

花束から出る花粉で体調が悪くなってしまう人もいます。「少しでも花粉が出にくい花を」と思うと選択肢が限られてしまいますが、『枯れない花』ならお花の種類に頭を悩ませることもありません。
カラーバリエーションが豊富

『枯れない花』は製造の過程でさまざまなカラーを作ることができるので、カラーバリエーションが豊富です。生花では希少であまり流通していないカラーも、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーなら見つけやすいことがあります。好みの形と好みの色の組み合わせが選べるため、お母さんのイメージにぴったりなお花を贈ることができるでしょう。
母の日に『枯れない花』を贈るのは失礼なの?
『枯れない花』にはたくさんのメリットがありますが、中には「母の日のプレゼントで贈るのは失礼なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
一般的なマナー面で見ると『枯れない花』を母の日にプレゼントするのはまったく問題ありませんが、風水においては生命活動がない『枯れない花』は「運気を下げるもの」とされています。
お母さんが昔からの風習や風水を重視するタイプの場合は、『枯れない花』より生花のほうが喜ばれるかもしれません。
特別感たっぷり!『枯れない花』のギフト5選
母の日のプレゼントにぴったりな『枯れない花』ギフトを厳選してご紹介します。『枯れない花』はカタチにも思い出にも長く残る贈り物です。

花瓶いらずでそのまま飾れるスタンディングブーケ。本物と見紛うほどのハイクオリティなアーティフィシャルフラワーを使用しています。ギフトラッピング・メッセージカード・熨斗紙などのオプションが無料で付けられるのも嬉しいポイントです。
ミモザがメインのおしゃれなドライフラワーと、ミモザの香りのアロマキャンドルのセット。ミモザには「感謝」の花言葉があり、日頃なかなか言えない気持ちを伝えるのにぴったり。どんなお部屋にもよくなじむ、可憐で優しい色合いです。
しっぽが揺れる黒猫ちゃんと、華やかなプリザーブドフラワーの組み合わせがユニークな壁掛け時計。お花のカラーは6色から選べます。猫好きのお母さんに◎
小さなハーバリウムをぎゅっと抱きしめたテディベアがかわいらしいセットギフト。シーンに合わせて自由なメッセージを瓶に彫刻できます。スペースを取らない手のひらサイズなので、玄関・リビング・寝室など、場所を選ばず飾れます。
本物のお花のような繊細なディテールと、優しく広がる石鹸の香りが楽しめるバスフレグランス。玄関やトイレに芳香剤として置くもよし、お風呂に入れて贅沢気分を楽しむもよし。華やかさと実用性を兼ね揃えたフラワーギフトです。
今年の母の日はずっとキレイな『枯れない花』を♪
長期間枯れずにキレイな状態を楽しめる枯れない花は、いつまでも元気で若々しくいてほしいお母さんへの贈り物にぴったり。気になる方はこちらの特集もあわせてチェックしてみてくださいね。

