2度目の結婚記念日である「綿(めん)婚式」は、まだ不安定な夫婦の関係を柔らかい綿に例えてつけられた呼び名です。厚生労働省の「平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況」を見ると、結婚してから2年以内に離婚してしまう夫婦は約28,000組で、年間離婚件数の13%以上を占めていました。
参考 平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況厚生労働省ホームページ
2度目の結婚記念日を迎えられるのは、決して当たり前のことではありません。この2年間の結婚生活を振り返り、お互いに末永くともに過ごしていく決意を新たにする日としてきちんとお祝いしたいですね。
プレゼントと一緒なら、普段はなかなか言えない感謝の言葉もきっと素直に伝えられるはず。今回はそんな綿婚式に贈るプレゼントの選び方とおすすめギフトをご紹介します。
綿婚式に贈るプレゼントの選び方

綿婚式のプレゼントには、その呼び名にちなんで綿(コットン)素材の製品が人気です。特にタオルやハンカチなど毎日使うものは使い心地もポイントなので、綿100%で肌触りがよいものから選ぶと良いでしょう。
綿素材のタオルやハンカチは洗い替えも必要なため、いくつあっても困りません。毎日使うアイテムで、かつ“質が良い”ものはプレゼントすればとても喜ばれます。綿以外のプレゼントを送る場合はお花・アクセサリー・お酒など、お祝いの定番商品の中から選びましょう。
結婚記念日のお祝いで大切なのは、夫婦の記念日を心からお祝いする気持ちが伝わる「特別感」の演出です。内緒でちょっとお高めのホテルを予約したり、出かけている隙に自宅を飾り付けたりするのも素敵ですが、中にはサプライズが苦手という方もいますよね。
無理に華やかさや驚きを狙わなくても、気持ちを込めて選んだギフトが「特別感」はしっかり伝わります。「どう渡すか」も大切ですが、「何を選ぶか」も同じくらい重視してアイテムを選びましょう。
綿婚式のプレゼントにかける予算

結婚記念日のプレゼントにかける予算相場は「結婚年数✕1万円」と言われています。綿婚式は2周年の結婚記念日なので、おおむね2万円程度で考えると良いでしょう。
ただ、夫婦によっては区切りの良い年数を盛大にお祝いする代わりに、それ以外の年は3,000~10,000円程度と負担を感じない予算に抑えることもあります。
初めての結婚記念日である結婚1周年は盛大にお祝いする夫婦が多いため、翌年の綿婚式はプレゼントの予算を控えめにするパターンが多いようです。
また、綿は比較的安価な素材であることから、綿婚式という呼び名には「将来に備え質素倹約に務めるように」という意味も込められています。
毎年のお祝いだからこそ、あまりに高価なプレゼントは贈る側・もらう側双方の負担になってしまいかねません。それぞれのお財布事情に合わせた予算を組むことが大切です。
綿婚式におすすめ!綿(コットン)素材のギフト5選
肌触りの良い泉州タオルと、ローズやガーベラなどの厳選した造花を組み合わせた華やかブーケ。キレイなデザインを堪能した後は、デイリー使いのハンドタオルとして便利に使えます。生花の持ち込みが禁止されている病院などの施設に持っていけるのも人気のポイントです。

オールシーズンこれ1枚で快適に過ごせるちょうどいい厚みのブランケット。片面はなめらかなシャーリング加工、もう片面はふんわり暖かいシープ加工のリバーシブル仕様です。デスクワークや運転中など、老若男女シーンを問わず使えます。安心・高品質な今治ブランドなのでプレゼントに◎
サラッと軽い着心地のバスローブ。吸水性・保温性に優れているので、お風呂上がりの濡れた体に羽織るだけで快適に過ごせます。カラーバリエーション豊富なので、夫婦でお揃いにするのもおすすめ。慌ただしくなりがちな産後のお風呂上がりにも大活躍する便利アイテムです。
敏感肌の方も安心して使えるオーガニックコットン100%のパジャマ。Tシャツなどにも使われる薄地天竺ニット素材なので、春・夏・秋とロングシーズン使えます。ペアで着られる男女兼用サイズです。
丈夫で強度に優れた帆布(キャンバス地)のショルダーバッグ。一針ずつ丁寧にあしらわれた歪みのないステッチが目を引きます。シンプルながら多くの収納を備えており、デイリー使いにぴったりなバッグです。
さいごに
綿婚式はまだ固まりきっていない夫婦の絆を強める大切なお祝い。これから先の結婚生活が長く幸せに続くことを願ってプレゼントを贈り合いたいですね。
