傘寿は80歳の長寿祝いです。両親、祖父母、お世話になった先生・上司など、大切な人が傘寿を迎えたら心を込めてメッセージを贈りましょう!
傘寿祝いに贈るメッセージのポイント

傘寿のお祝いメッセージは、次の3点を意識して作成しましょう。
日頃の感謝や尊敬の気持ちを込める
メッセージの贈り物で一番大切なのは“気持ち”を伝えることです。「いつも〇〇してくれてありがとう」「〇〇なあなたを尊敬しています」など、お祝いの言葉とともに普段はなかなか言えない気持ちを言葉にしてみましょう。
具体的なエピソードを加える
お相手との印象深い思い出や将来一緒にやりたいことなど、具体的なエピソードを加えるとオリジナリティがアップします。これまで一緒に過ごした時間を共有できるような何かがあれば、ぜひメッセージに織り込みましょう。
健康とさらなる長寿を願う言葉を織り込む
「人生100年時代」と言われるようになった今、傘寿を無事に迎えられる方も増加傾向にあります。そこで、傘寿祝いのメッセージにはさらなる長寿や健康を祈る言葉を盛り込むのもおすすめです。これからも幸せで健やかな日々を過ごせるようにと願いを込め、前向きな言葉を贈りましょう。
傘寿のお祝いメッセージの注意点

大きく読みやすい字で書く
傘寿を迎える頃には目の不調を抱えている方が多いため、細かい文字では読みづらさを感じるかもしれません。なるべく線は太く、大きく読みやすい字で書くようにしましょう。
また、印刷やアプリなどのデジタルメッセージよりも手書きの方がより喜ばれる傾向があります。「手書きの文字には自信がない」という方は以下の記事も参考にしてください。

縁起の悪い表現を避ける
お祝いのシーンで贈るメッセージには、縁起が悪いとされる「忌み言葉」は使わないように注意しましょう。特に傘寿を迎える年代の方は昔ながらのしきたりや慣習に詳しい方も多いため、下記のような表現は避けるように注意してください。
ネガティブな話題は避ける
相手をいたわるつもりでも、病気や体調不良、老いによる衰えなどのネガティブな話題は好ましくありません。体調が優れない方の健康を願いたいときは、直接的な言葉は避け「穏やかで充実した日々になるように」といった表現に留めるのがおすすめです。
【贈る相手別】気持ちが伝わる傘寿のお祝いメッセージ例文
ここからは贈る相手別に使えるメッセージの例文をご紹介します。例文はあくまで参考程度にとどめ、あなた自身の素直な言葉をプラスしてお祝いの気持ちを表現してみてください。
父・母へ
いくつになっても色々なことに興味を持って行動できるお母さんのことを本当に尊敬しています。
これからもっともっと長生きして、毎日を存分に楽しんでくださいね。
人生まだまだこれから!
いつも私たち家族を支えてくれてありがとう。
今の平穏で幸せな日々があるのも、お父さんの支えあってこそです。
88歳の米寿もお祝いできる日を今から楽しみにしています。
健康には十分気をつけて、ずっと元気で長生きしてね。
いつまでも仲睦まじい二人は私たち夫婦の目標です。
これからも二人揃って健康で、孫たちの成長を見守ってあげてね。
また今度、家族みんなで会いに行きます!
義父・義母へ
こうして無事に傘寿のお祝いができること、家族一同嬉しい限りです。
ささやかですが、記念に〇〇を贈ります。
これからも変わらずお元気で、孫たちの成長を見守ってやってください。
また今度、家族全員で伺います。
いつも私たち家族を温かく見守ってくださりありがとうございます。
健康に気をつけて、いつまでもお元気でいてください。
いつも若々しくお元気な姿を見るたび、私たち夫婦もこんなふうに年を重ねていきたいと思わされます。
いつまでも仲睦まじく、元気なお二人でいてくださいね。
祖父・祖母へ
いつも一緒に遊んだり、楽しいところに連れて行ったりしてくれてありがとう。
たくさん恩返ししたいから、これからも元気で長生きしてね。
いつも元気なばあばがもう80歳なんてびっくりです!
いくつになってもエネルギッシュなばあばに、私たちもパワーをもらっています。
これからも体に気をつけて、ずっと元気なばあばでいてね。
二人揃って元気に傘寿を迎えられて本当に良かったです。
これからも夫婦仲良く、笑顔いっぱいの毎日を過ごしてね。
また今度みんなで遊びに行きます!
お世話になった上司・先生へ
現役時代のご活躍はもちろんのこと、今でも趣味や学びに注力しておられる姿に感銘を受けております。
またいつでも会社にお立ち寄りください。
今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
現役時代に〇〇さんのご指導のもとで積ませていただいた経験の数々は、私の人生の宝となっています。
お体ご自愛いただき、いつまでもお元気でいらしてください。
学生時代に頂いた的確なアドバイスのおかげで今の私があります。
親身になって相談に乗ってくださり、本当にありがとうございました。
〇〇先生のご健康とご多幸を心よりお祝い申し上げます。
心の込もったメッセージで傘寿をお祝いしよう!
傘寿のお祝いメッセージは、電話やメール、プレゼントにメッセージカードを添えるなどさまざまな伝え方があります。家族や共通の知人と一緒にお祝いするなら、色紙などに寄せ書きをするのもおすすめです。
