お手入れいらずで香りも楽しめるソープフラワーは、さまざまなシーンで人気のフラワーギフトです。長持ちさせる飾り方のポイントや、飾り終わった後の処分方法についてご紹介します。
ソープフラワーってどんな花?
ソープフラワーとは、石けんから作られた造花の一種です。「シャボンフラワー」「フラワーソープ」と呼ばれることもあります。一見するとニセモノとは思えないほど精巧に作られていますが、生花と違い時間が経っても枯れることはありません。
水やりなどのお世話が不要なこと、花粉が飛ばないことも大きな魅力です。一般的な造花にはない香りと生花のような美しさを両方楽しめるソープフラワーは、さまざまなギフトシーンで人気を集めています。
ソープフラワーの使い方
ソープフラワーには「鑑賞専用のもの」と「石けんや入浴剤として使えるもの」があります。基本的にはどちらもインテリアとして飾ることを前提に作られていますが、石けんや入浴剤として使えるタイプは実用性も兼ね備えているのがメリット。
鑑賞用のソープフラワーは石けんの香りが薄れたあともインテリアとして楽しめるほか、お好みのアロマオイルを垂らせばルームフレグランスとして長く利用できます。
ソープフラワーの寿命
商品や飾り方によって日持ちする期間は変わりますが、一般的な寿命は3ヶ月~1年程度といわれています。ソープフラワーは生花と違って枯れないため、「香りがなくなったとき」「見た目が悪くなったとき」が寿命の目安です。
とはいえ、「劣化した」と感じる基準は人それぞれ。生花と違って放置していても虫がわいたり腐ったりはしないので、何年も大事に飾り続ける人もいます。
ソープフラワーを長持ちさせる飾り方
ソープフラワーは石けんでできているため、少しでも長持ちさせたい場合は飾り方に注意が必要です。次の2つのポイントを意識してみましょう。
高温多湿を避ける
ソープフラワーは室温が高くなったり水に濡れたりすると、溶けて形が崩れてしまいます。暖房器具の近くや、浴室、洗面所、キッチン、直射日光が当たる場所などには置かないようにしましょう。紫外線は変色やヒビ割れの原因にもなります。
物理刺激を与えない
ソープフラワーは本物に近い質感を出すため、とても繊細に作られています。体や他のモノが触れやすい場所に置いたり、むやみに触ったりしないように気を付けましょう。
ホコリが気になる場合は、毛の柔らかい筆やドライヤーの弱風などでやさしく落とすのがポイント。飾る前にクリアケースに入れたりシートをかぶせたりしておけば、ホコリが付くのを防ぐことができます。
飾り終わった後の処分方法
まずは、お手元のソープフラワーが「鑑賞専用」か「石けんや入浴剤として使えるタイプ」か確認してみましょう。具体的な使い方は商品ごとに異なりますので、取扱説明書などをご参照ください。
ゴミとして捨てる際は、一般的な固形石けんと同じ方法で処分できます。「燃えるゴミ」に指定している自治体が多いようですが、必ずお住まいの地域の分別方法をご確認ください。
香りも楽しめる『枯れない花』ソープフラワーのギフト3選
石けんのやさしい香りとお花の華やかさをあわせ持つソープフラワーは、お花好きさんはもちろん「生花は花粉が気になるし、お世話が大変……」という方にも喜ばれます。
名入れソープフラワー スクエア
シックなブラックに華やかな色合いがよく映える、ボックスタイプのソープフラワーです。安定して置けるスクエア型なので、置き場所に困りません。
名入れソープフラワー フォトフレーム
ソープフラワーやプリザーブドフラワーなど、“枯れないお花”があしらわれたフォトフレーム。一番大きなメインのお花がソープフラワーです。大切な写真と刻まれたメッセージ、そしてずっと枯れないお花たちが、思い出をいつまでも美しく彩ります。
名入れソープフラワー オーバル
オーバル型のギフトボックスに、バラのソープフラワーをたっぷり詰め込みました。バラ好きな方へのプレゼントはもちろん、いつまでも枯れないソープフラワーは永遠の愛を誓うプロポーズにもぴったりです。バラを引き立てる飾り帯と、ゴージャスなリボンがギフト感をプラスしてくれます。