あつ~い日にキンキンに冷えた飲み物は最高ですよね!
そんな夏の時期にぜひ試していただきたいのが、『お茶氷』を使ったドリンクです。お茶氷とは文字通り「お茶で作った氷」のことですが、お茶以外のドリンクでも作ることができます。
今回は誰でもかんたんに作れるお茶氷の作り方と、“SNS映え”するお茶氷ドリンクをご紹介します!
『お茶氷』の魅力
「お茶氷って、普通の氷を入れるのと何が違うの?」「わざわざ凍らせるのがめんどくさそう」と思われるかもしれません。お茶氷には、夏に嬉しい3つのメリットがあります。
溶けても味が薄くならない
普通の氷だと、溶けるにつれて飲み物の味が薄くなってしまいますよね。麦茶の中に麦茶で作ったお茶氷を入れた場合、成分が同じなので時間が経っても味が変わりません。ペットボトルごと凍らせると飲みたいときに溶けていなくて困ることがありますが、麦茶+お茶氷ならその心配もなくなります。
長期保存できる
麦茶はたくさん沸かしてポットで保存している人も多いかと思いますが、実は煮出したあとの麦茶の日持ちは2~3日程度といわれています。数日おきに何度も沸かすより、まとめて作ってストックしておけたら便利ですよね。麦茶を冷凍した場合、賞味期限は約3週間と大幅に長くなります。
冷蔵室に余裕ができる
夏場は食べ物が傷みやすく、冷蔵室の中はすぐパンパンになりがち。お茶氷なら保存期間が伸びる上に、冷凍庫を有効活用して冷蔵室のスペースを確保できます。
とってもかんたん!お茶氷の作り方
お茶氷の作り方は、誰でもかんたん3ステップ。お茶をいれるのがめんどうだという人は、コンビニやスーパーで売っているペットボトル飲料を使ってもOKです。
- 好きな飲み物(お茶以外でも可)を用意する
- 製氷皿に入れて凍らせる
- 完成!
氷ができるまでの時間は冷蔵庫の性能や食品の量などによって変わりますが、半日ほど待てばほぼ確実です。夜のうちに作って凍らせておけば、朝から使えるのでおすすめですよ。
製氷皿は冷蔵庫に備え付けのものでも、市販のものでもOK。ハート型や星型の製氷皿を使えば、それだけでオリジナリティのあるドリンクになります。
レッツチャレンジ!“SNS映え”♪お茶氷ドリンク
凍らせるだけでかんたんに作れるお茶氷ですが、せっかく作るならみんなに自慢したくなるような“映え”ドリンクにしてみたいですよね。見て楽しい、飲んで美味しいお茶氷とドリンクの組み合わせ例をご紹介しますので、ぜひおうちで試してみてください♪
『抹茶氷』×豆乳
抹茶と豆乳の組み合わせは、爽やか&ヘルシーで夏にぴったり。お好みで砂糖やはちみつを加えて。
『牛乳氷』×コーヒー
ありきたりなコーヒーと牛乳の組み合わせも、『牛乳氷』を使えば一気にフォトジェニックに。氷が溶けるにつれて、味と色の変化が楽しめます。
『バタフライピーティー氷』×ラムネ
バタフライピーは、東南アジア原産のハーブの一種です。蝶(butterfly)のような花を咲かせるマメ(pea)科の植物なのでこう呼ばれています。
バタフライピーの花びらでいれたお茶は、鮮やかな青色です。これは、バタフライピーに含まれるアントシアニンの一種『テルナチン』によるもの。着色料などは一切使っていない自然の色です。
これだけでも十分“映え”るキレイなお茶ですが、ここにレモン汁を足すと……
ご覧のとおり、紫色に変わりました!
この変化は、テルナチン(アルカリ性)とレモンに含まれるクエン酸(酸性)が化学反応してpHが変わることで起きます。“映え”を狙うなら、ラムネ以外では炭酸水やサイダーなど透明な飲み物と組み合わせるのがおすすめです。
おうち時間や、お子さまの自由研究に!
見て楽しい、飲んで美味しいお茶氷ドリンク。化学反応で色が変わるバタフライピーは、お子さまの自由研究にもぴったりです。お気に入りの飲み物をお茶氷にして、暑い夏を楽しく乗りきりましょう!