日常にありふれていて、特段気にも留めず使われているタンブラー・マグカップ。しかしその違いを明確に知っている人は少ないでしょう。
今回は「タンブラーとマグカップってなにが違うの?」「どっちを選んだらいいんだろう?使い分け方も知りたい!」といった疑問に答えます。
タンブラーとマグカップの違いを、各々の特徴から使い分け方、おすすめ商品まで徹底的に解説します。最後まで読めば、より快適なコーヒー・ティータイムを送れるでしょう。
タンブラーとマグカップの違いは「形状」
結論からお伝えすると、タンブラーとマグカップの違いは「形状」にあります。
タンブラーとは、飲み口が円形で、筒状の容器のことです。対して、マグカップとは、飲み口が広い円形で、取っ手が付いたカップを指します。
つまりタンブラーとマグカップの最大の違いは「取っ手」です。これまでに多種多様なデザインが開発されてきましたが、取っ手の有無だけは異なるので、両者を区別できるのです。
ここでは各々の特徴を紹介し、その違いについてさらに深く解説していきましょう。
タンブラーの特徴
日常使用にも、プレゼントにも高い人気を誇るタンブラー。今では、さまざまなデザイン・サイズの商品が販売されています。ステンレス製が主流だったものの、最近ではプラスチックやセラミック(陶器)が使われることも。
冷たいビールやジュースにも、温かいコーヒーやスープにも気兼ねなく使える、汎用性の高さが魅力です。真空断熱構造により、タンブラー内外における熱の移動をほぼシャットアウトでき、保温・保冷性能を高めています。
同じく真空断熱構造を採用している水筒は、ときにタンブラーと混同されることも。タンブラーと水筒の違いについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
タンブラーと水筒の違いを徹底解説!それぞれのメリットは?マグカップの特徴
温かいスープや紅茶、コーヒーには、うってつけのマグカップ。取っ手が付いているので、大容量の飲み物を入れても、持ち上げやすい形状をしています。飲み口が広く、保温・保冷性能がないものは熱を発散しやすいのが弱点です。
ステンレスやプラスチック、ガラス、セラミック、木材など幅広い素材で作られ、バリエーションの豊富さはピカイチです。保温・保冷性能や形状、重量、耐久性などは、商品ごとに大きく異なるので一概には言えません。
最近では、マグカップカバーと呼ばれる上フタが別売りされています。飲み口の上にかぶせるように置けば、ほこりが入ることを防ぎ、保温効果を高めることも。種類も豊富なので、本体と組み合わせて個性を出しやすいのも魅力です。
タンブラーとマグカップの使い分け方!どっちを買うべき?
最大の違いは形状にある、タンブラーとマグカップ。容器としての優劣はなく、メリット・デメリットが各々にあるからこそ、適材適所で使い分けるのがベストです。ここでは、それぞれの使い方と活躍シーンを紹介しますので、商品選びの参考にしてください。
タンブラーの使い方・活躍シーン
タンブラーは水筒のように密閉性が高くはないため、長距離の持ち運びには不向きです。しかし保温・保冷性能や汎用性の高さから、屋内のあらゆるシーンで活躍します。
たとえば、次のようなシーンが想定されます。
- 勉強や仕事など、長時間集中したい作業での水分補給
- 冷えたビールをゆっくりと楽しむ晩酌タイム
- マイボトルを持参できるカフェ
長時間作業をしていると、気付いたら飲み物が冷めていたり、容器周りが結露で濡れていたりすることもしばしば。保温・保冷性能に優れているタンブラーなら、飲み物の適温を長時間維持でき、結露もほとんど発生させません。
また最近ではエコ活動の一環として、余計なゴミを減らすため、マイボトルを持参すれば値引きを実施するカフェもあります。美味しくて幸せなひと時を過ごせるだけでなく、節約にもつながるのがタンブラーです。
マグカップの使い方・活躍シーン
マグカップは、真空断熱構造を持つもの以外、保温・保冷に関しては苦手です。しかし取っ手が付いていることで、大容量の飲み物が入っていても、持ち上げやすいのが特徴です。以上を踏まえると、次のようなシーンが想定されます。
- オシャレなカフェの雰囲気づくりに
- 来客用のコーヒー・ティーカップとして
- 握力の弱った高齢者や、手が小さな子どもの日常使用に
雰囲気づくりの一環として、マグカップで飲み物を提供する店はたくさん存在します。また来客用としてマグカップを用意すれば、相手を選ばずに使いやすいのが嬉しいところです。高齢者のような握力の弱い方でも、無理なく使えます。
さらに手が小さな子どもでも、小型・軽量のプラスチック製マグカップであれば、握りやすく、持ち上げやすいでしょう。落としても危険が少ないので、親御さんも安心です。
おすすめ名入れタンブラー3選
タンブラーとマグカップの違い・使い分け方は、ご説明したとおりです。ここまで読んで、どちらかを購入しようと思った人もいるはず。厳選したおすすめ商品をご紹介します。
まずは名入れオリジナルタンブラーからどうぞ。
桜フレームが美しい!ステンレスタンブラー
華やかな桜フレームが際立つ、当店人気の真空断熱タンブラー。女性の手にも嬉しいスリムタイプにもかかわらず、420mlのたっぷり大容量です。ピンク・ブルーグリーン・シルバーの三色展開で、どれも上品な色合いを醸しています。
シンプルデザインが使いやすい!ナチュラルタンブラー
男性にも使いやすい、シンプルイズベストなタンブラー。「名入れは恥ずかしくて、外で使いづらい……」なんて方も、安心してください。控えめに刻まれた名入れは、主張しすぎずデザインに溶け込み、オシャレな一品へと仕上がっています。
まるで陶器?セラミック加工の真空断熱タンブラー
表面にセラミック塗膜を加工した、まるで陶器のようなタンブラー。中はステンレス製の真空断熱構造になっており、安心の保温・保冷性能です。「日本らしい陶器が好きだけど、保温・保冷に優れたものがほしい!」といった要望を叶えてくれます。
おすすめ名入れマグカップ2選
「マグカップは色んな種類があるし、名入れはいらないな」と、思った方もいるかもしれません。確かに、マグカップはデザインも素材も豊富です。しかし名入れをすることで、世界に一つだけのマイカップにできるのです。
おうち使いに嬉しいたっぷり大容量!Myマグカップ
たっぷり400mlの大容量を注げるマグカップ。テレワークや勉強中に、何度も席を立って飲み物を入れなおす必要はありません。ステンレスの本体に、木製の取っ手が良いアクセントになり、自然の温かみを醸し出しています。
北欧発祥の伝統的マグカップ!木彫りマグカップククサ
北欧発祥の伝統工芸技術で作られた木彫りのマグカップ。現地では「贈られた人に幸せが訪れる」という言い伝えがあり、古くから大切な人へのプレゼントとして人気です。白樺をくりぬいて作られた独特なフォルムは、他のマグカップにない特別感を感じさせます。
ククサについて気になった方は、下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
ククサとは【幸運が訪れるマグカップ】意味とその理由を解説!さいごに
タンブラーとマグカップの違いは「形状」にあり、飲み物の種類や温度、使用シーンによって使い分けるのがベストです。ぜひ本記事を参考に、意識して使いこなしてみてください。