6月11日は「傘の日」です。これからの季節に欠かせないアイテムですが、置き忘れや取り違えで傘をなくした経験は誰もがあるでしょう。「傘の日」の由来と、紛失防止のアイデアをご紹介します。
「傘の日」の由来
「傘の日」は、洋傘の品質向上や安全性の確立などを追求する「日本洋傘振興協議会(JUPA)」が1989年に制定しました。6月11日が選ばれたのは、暦の上での梅雨入りの時期である「入梅」にあたることが多いためです。
同協会では洋傘の品質について31項目にわたる独自の基準を定めており、すべての基準に適合した製品に「JUPAマーク」を添付しています。JUPAマークのシールは傘を開いた内側、中央の骨(中棒)の上部に貼られているのが一般的です。買い替えの際はJUPAマークがあるかどうかもチェックしてみるといいかもしれません。
傘の取り違え・紛失防止のアイデア
雨の降る帰り道、傘の取り違えや置き忘れで困った経験は誰もがあるはず。傘を忘れなくするためのアイデアをまとめました。
体から離さない
電車やバスの手すりにひっかけて、そのまま忘れてしまうというケースが多くあります。いったん体から離してしまうと忘れがちになるので、手首にかけておいたり、チェーンなどでカバンに付けておくといいでしょう。
折りたたみ傘を使う
使った後カバンにしまえる折りたたみ傘なら、置き忘れの確率はグッと減ります。とはいえ、濡れた傘をカバンに入れるのは抵抗がある人も多いでしょう。吸水性・速乾性に優れた「折りたたみ傘用ケース」が各所で販売されているので、興味のある方は調べてみてください。
わかりやすい目印を付ける
同じようなビニール傘が傘立てにたくさんあると、わざとでなくても取り違えてしまうことが少なくありません。傘の持ち手にストラップを付けたり、シールを貼ったりして目立たせると効果的。ポイントは「自分以外の人にもはっきりわかるように目立たせる」ことです。
紛失防止タグを付ける
位置情報がスマホで見られる「紛失防止スマートタグ」を傘に付けるのも有効です。GPS機能で広範囲を探せるものや、スマホと一定の距離が空くと通知を送ってくれるものなどがあります。
奮発していい傘を買う
日本では、置き忘れた傘が持ち主に回収される割合はわずか1割にも満たないと言われています。つまり、駅や交番に置き忘れた傘が届けられているにもかかわらず、9割以上の人は諦めてしまって取りに行かないということ。これは安価なビニール傘が簡単に手に入るためではないかと考えられています。
ちょっとお高めの高級傘や家族からのプレゼントなど、愛着を持って大切にしている傘となれば、いざ置き忘れても取り戻すために問い合わせたり、取りに行ったりする手間を惜しまなくなるはずです。次に買い替えるときは、絶対なくしたくないと思える価格帯のものを選んでみましょう。
傘シェアリングサービスを利用する
どれだけ工夫を凝らしても、やっぱり傘をなくしてしまう……そんなときは、あえて傘を“持たない”という選択肢もあります。利用できる地域には限りがありますが、1日の利用料はビニール傘を1本買うよりお得です。気になる方はお住まいの地域で利用できるか調べてみてくださいね。
これでもうなくさない!「名入れ傘」5選
オリジナルの目印が入った「名入れ傘」は、紛失・取り違え防止に役立ちます。自分用にはもちろん、よく傘をなくしてしまうご家族やお友達へのプレゼントにもおすすめです。
名入れ メンズ傘
丈夫な16本骨のメンズ傘。骨には軽量なグラスファイバーを使用しているので、折れにくく重すぎないのがポイント。片手でパッと開けるジャンプ式も魅力です。
名入れ メンズ傘 メッセージVer.
一見普通の傘ですが、傘を開くと内側にサプライズのメッセージが。プリントは外からは透けないので「目立つのは恥ずかしいな」という方へのプレゼントにもおすすめです。
名入れ 折りたたみ傘 メンズ
持ち運びに便利な折りたたみ傘。ビジネスシーンにも安心して使えるベーシックなデザインです。持ち手部分はプラスチックではなく木でできているので手触りも◎
名入れ レディース雨傘
女性に嬉しいネイルガード付きの雨傘。おしゃれなローマ字で彫刻できます。ファッションアイテムとしても取り入れやすい5色展開です。
名入れ 晴雨兼用折りたたみ傘 レディース
雨の日も晴れの日も、いつでもどこでも便利に使える晴雨兼用の折りたたみ傘。カバンに入れておけば大活躍間違いなしの1本です。
お気に入りの傘で雨の日も楽しく♪
“自分だけ”の目印が入った名入れ傘は、紛失防止に役立つだけでなく、使うほどに愛着もわいてきます。これからの時期に備えて、使うのが楽しくなるようなお気に入りの1本を探してみてくださいね。