プラスチックや金属にはない、温かみあるデザインが人気の木軸ボールペン。国内外問わずさまざまなメーカーから販売されています。
選択肢がたくさんあるので、いざ選ぼうとするとどれにしようか迷ってしまいますよね。今回は木軸ボールペンならではの特徴と選び方のポイントについてご紹介します。
木軸ボールペンの特徴と魅力

木軸ボールペンの一番の特徴は「経年変化が楽しめる」という点です。経年変化とは、年月の経過とともに物質の状態が変化していくこと。一般的なプラスチック製のボールペンとは違い、使えば使うほど色ツヤや肌触りが変化して手になじんでいきます。
さらに、天然素材を使っているため色味や木目は1本1本異なります。世界中探しても全く同じものは存在しないというオリジナリティと、それを使い込んで自分好みに“育てる”楽しさは、プラスチックのペンでは味わえない醍醐味です。
木軸ボールペンの選び方

木軸ボールペンを選ぶときにチェックしておきたいポイントは次の6つです。
- 木材の種類
- インクの種類
- ペンの重さ
- ペン先の太さ
- 芯の出し方
- デザイン
木材の種類
木軸ボールペンは使われる木の種類によって使い心地や見た目が異なります。プレゼントとして選ぶなら、ローズウッド(紫壇)やエボニー(黒檀)といった『高級木材』のものを選ぶのがおすすめです。高級な木材は見た目の高級感だけでなく耐久性にも優れているため、“一生モノ”として長く愛用できます。
インクの種類
ボールペンのインクは大きく分けて「水性」「油性」「ゲルインク」の3種類があります。それぞれ書き心地が異なるのはもちろん、書いた後の速乾性やにじみにくさ、長期間保存したときの色褪せやすさなどに違いがあります。
オンオフ問わずオールマイティに使いたいのか、長期間保存する大切な書類を書くときに使いたいのか等、シーンによって使い分けるのがベストです。
ペンの重さ
木軸ボールペンはプラスチック製のボールペンに比べるとやや重い傾向があります。ある程度重さがあった方が安定して書けると感じる人もいますが、頻繁に長時間の書き物をする人には少し気になる重さかもしれません。
日頃の使い方や個人の感じ方によってもベストな重さは違ってくるため、お手元にあるボールペンの重さと比べながら選んでみましょう。
ペン先の太さ
ペン先の太さは、書き心地にも文字の読みやすさにも直結する大切なポイント。基本的には、太ければ太いほど読みやすくなります。
手帳や付箋などの小さなスペースに書きたいのが、仕事や勉強用のノートやメモ書きに使うのか、手紙やハガキなどの“人に読んでもらう”文章に使うのかなど、使いたいシーンに合わせて選びましょう。迷ったら、文字の大小を問わず読みやすく、替芯の種類も比較的豊富な0.5mm前後がおすすめです。
芯の出し方
ボールペンの芯の出し方は「キャップ式」「ノック式」「繰り出し(回転)式」の3種類があります。キャップ式は移動中もインク漏れなどの心配が少ないのがメリットですが、使うたびにキャップを着脱するのがめんどうだと感じる人も。
ノック式は片手で簡単に芯を出し入れできて便利ですが、静かな場所では「カチッ」という音が気になるという人も案外少なくありません。静音性を一番に考えるなら、出し入れのときに音が鳴らない繰り出し式がおすすめです。
デザイン
毎日の生活で頻繁に使うからこそ、愛着が持てるデザインかどうかもきちんと考慮したいポイント。通常販売されているものだけでなく、コラボレーション企画などの特別な商品に好みのデザインがあるかもしれません。いろいろなお店やネットショップを見て、お気に入りの1本を探してみてください。
プレゼントにもおすすめ♪ 個性たっぷりの木軸ボールペン3選

樹齢100年以上のオークウッド材ならではの滑らかな手触り。複数のフォントから選んでオリジナルの名入れ彫刻が入れられるので、お値段以上に高見えします。ギフトラッピング、メッセージカードも無料なのでプレゼントに◎
稀少価値が高く、耐久性にも優れたオリーブの木から作られたボールペン。はじめから材木用に育てられる樹種とは違い、何百年も自然の中で生きてきた木だからこその個性あふれる木目の多様さが特徴です。お名前彫刻を入れれば、まさに誰とも被らない“世界にひとつ”のオリジナルボールペンに。

長時間書いても疲れにくい、独自設計の流線型が特徴。木材は花梨・屋久杉・黒檀の3種類から選べます。パッと目を引くユニークなデザインなので、店頭での署名用ペンや、営業・接客などお仕事のお供にもおすすめです。
木軸ボールペンで”育てる”楽しみを味わおう!
一般的なボールペンとはひと味違う高級感と、使い込むほど“自分色”に染まっていくのが魅力の木軸ボールペン。自分用にはもちろん、プレゼントにもぴったりなアイテムです。