近年、結婚などのお祝い事やお酒好きな方への贈り物にグラスのプレゼントが人気です。グラスは飲み物を飲むだけではなく、植物を活ける花瓶として使ったりインテリアとして飾ったりと、さまざまな楽しみ方ができます。
ただ、普段お酒を飲まない方はその種類の多さに「このグラスはどんなお酒を飲むときに使うの?」「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない!」と戸惑ってしまうのではないでしょうか。
今回は代表的なグラスの種類と特徴、さらにお酒の種類ごとのおすすめグラスをご紹介します。
タンブラー・ハイボールグラス

タンブラーというと、日本では口が広い大きめのドリンク容器全般を指すのが一般的です。しかし本来は「ガラス製のコップ」のことで、ハイボールグラスとも呼ばれます。
容量は小さなものから大きなものまで種類が豊富にあり、用途によって使い分けられます。ハイボールはもちろんのこと、ソフトドリンクやビールなどいろいろな飲み物に使える万能グラスです。
おすすめハイボールグラス

おうちハイボールがより楽しめるオトクな3点セット。グラスにマドラー(飲み物をかき混ぜる棒)とコースターがセットになっているので、買い足し不要ですぐにおしゃれなハイボールが楽しめます。グラスは食洗機OKなのも嬉しいポイント。
世界中で愛されるクリスタルガラスブランド「Baccarat(バカラ)」のペアグラス。底面または側面にオリジナル彫刻が入れられます。ヴィータという商品名には「人生」という意味があり、結婚祝いや結婚記念日などの贈り物に◎
ビールグラス・ゴブレット

ビールグラス(ビアグラス)は、その名の通りビールを飲むのに適したグラスです。ソフトドリンクやハイボール、カクテルなど、ビール以外の飲み物にも使われます。
ビールを注いだ時に泡が美しく立つように設計されているもの、香りが引き立つように作られているもの、見た目の美しさを引き立たせるデザインのものなどがあり、ビールグラスと呼ばれるものだけでも種類は豊富です。
ビールグラスの中で脚があるものは「ゴブレット」とも呼びます。グラスを持つときに手の温度がビールに伝わりにくいため、冷たさをキープできるのが特徴です。
おすすめビールグラス・ゴブレット
グラスに施された特殊加工により、キラキラと見た目にも涼しいオーソドックスなビアグラス。ビールの冷たさやおいしさがより引き立ちます。名入れ彫刻で特別感をプラス。缶ビール(350ml)1本が泡までしっかり入るサイズです。
天然の竹で作られたリヴェレットのペアグラス。日本の職人がひとつひとつ丁寧に磨き上げており、上質で洗練されたデザインは結婚祝いに人気です。竹は抗菌性・殺菌性・脱臭性にとても優れた素材なので、衛生面でも安心して使えます。
ジョッキ

主にビール用として使われる、取手がついた大きめのグラスの総称です。厚手のガラス製が一般的ですが、木製・陶器製・ステンレス製などさまざまな材質のものがあります。
居酒屋などの飲食店でよく見かけますが、一般的に「中生(生中)」と呼ばれるものの容量は350~500ml程度です。ビール以外にも、発泡酒・ハイボール・サワー・ソフトドリンクなどを飲むのに使われます。
おすすめジョッキ
大容量の500ml缶ビールもしっかり入る、大容量タイプのステンレスジョッキ。魔法瓶にも使われる断熱構造により、冷たいものも温かいものも長時間飲みごろ温度をキープしてくれます。ガラスと違って落としても割れず、食洗機もOKなので普段使いにぴったり。
ロックグラス

主に陶器やガラスで作られた、口が広く背の低いグラスです。大きい氷を入れやすいため、ウイスキーや焼酎をロック(氷を入れたグラスにお酒を注ぐ飲み方)で楽しむのに適しています。
飲むときに鼻がグラスの内側に入るため、お酒の香りをしっかり堪能できるのも特徴です。お酒を飲むための器としてだけでなく、デザートや食事の盛り付けにも使われます。
容量は180ml~300mlが一般的。単位には「オンス」が使われることもあり、1オンスは約30mlです。昔から酒器として親しまれてきたデザインのため、「オールド・ファッションド・グラス」と呼ばれることもあります。
おすすめロックグラス
キラキラ輝くガラスに金色の桜模様が映えるロックグラス。モダンで涼し気な風合いが冷たい飲み物のおいしさをより引き立てます。ギフトにぴったりな専用化粧箱付きも嬉しいポイントです。
ショットグラス

ウイスキーやラム酒など、アルコール度数が高いお酒をストレート(氷や水で割らずにそのまま飲むスタイル)で楽しむのに適しています。
「ショット」は、お酒などの”一杯”を表す言葉です。一口で飲み干せるシングルサイズ(約30ml)が一般的ですが、大きさは30ml~90mlと幅があります。
大きさは日本酒に使う「おちょこ」や「ぐい呑み」と同じくらいなので、ショットグラスで日本酒をたしなむ人もいるようです。 ご当地ものや柄違いなど、複数のショットグラスを集めているコレクターもたくさんいます。
おすすめショットグラス
東京都指定伝統工芸品「江戸硝子」のショットグラス。底面には縁起の良い富士山がデザインされており、飲み物の色によって彩りが変わる様子を楽しめます。お酒にはもちろん、前菜やディップサラダのソースなどの盛り付けにも◎
カクテルグラス

おもにカクテルやデザートの盛り付けに使われ、写真のような逆三角形で脚のついたものが代表的です。容量は75~90ml程度で、一般的なコップなどに比べると少なめといえます。
ちなみに「カクテル」とは、ベースになるお酒に他のお酒やジュースを混ぜ合わせた飲み物のこと。 有名な「スクリュー・ドライバー」をはじめ、カクテルのレシピは少なくとも数千種類あるといわれています。

ワイングラスの老舗メーカーとして知られるRIEDEL(リーデル)のカクテルグラス。家庭用にはもちろん、業務用のプロフェッショナルなバーカウンターにもふさわしい一級品です。食洗機OKなのも嬉しいポイント。
シャンパングラス

シャンパングラスは大きく分けて、写真のようなフルート型(細身で背が高いもの)と、クープ型(広口で平たい椀状のもの)の2種類があります。一般的な容量はフルート型が180~300ml、クープ型は120~240mlです。
フルート型は立ち上る炭酸の泡を視覚的に楽しむことができるのに加え、炭酸そのものが抜けにくい形状なので、シャンパンをゆっくり楽しむのに適しています。
一方のクープ型は口が広いため空気と接する面積が大きく、炭酸が抜けやすいのが難点ですが、その分香りがよく広がります。パーティーなどの乾杯用やソフトドリンクの器にも使われます。
スワロフスキーエレメントが目を引くフルート型のペアシャンパングラス。上品かつエレガントなデザインがお祝いごとにぴったりです。高級サテン布張りの化粧箱入りなので、結婚祝いなどのフォーマルなお祝いにも安心の高級感があります。
ワイングラス

ワインの色や香り、味を余さず楽しむためのグラスです。ワインはグラスの形により味や香りの感じ方が大きく異なるため、同じワインでもグラスが変わるだけで全く違うものに感じられることがあります。そのため、飲むワインに合わせて複数のワイングラスを揃えている方も少なくないようです。
一般的に赤ワインの場合は空気に触れる面積が多いほうが香りがよく広がるため、大ぶりなものが好まれます。反対に白ワインはキリリと冷えた状態を楽しむため、小ぶりなものが人気です。大きさと形の“いいとこ取り”をした、赤白両用とされているワイングラスも多く見られます。
おすすめワイングラス

ワイングラスの人気ブランドして知られる『RIEDEL(リーデル)』のペアグラスです。お酒好きカップルの結婚祝いや、結婚記念日のプレゼントにぴったり。軽めの赤ワインからさっぱりとした白ワインまで、幅広い用途で使えます。
好きなお酒や飲み方に合わせてグラスを選ぼう!
グラスの種類別の特徴についてご紹介しました。「せっかくだから、グラスに合うお酒とセットでプレゼントしたい!」という方はグラスとお酒のギフトセット商品についてもまとめてありますので、ぜひご覧ください。
